RE100 ナイチンゲール 再改修 その2

REシリーズのナイチンゲール再改修の完成品としてのご紹介です。

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おおまかな基本造形は昨年末作成分を踏襲してますので、そちらも併せてご確認いただくとより理解しやすいかと思います。

https://sdsakusei.hatenablog.com/entry/2021/12/26/171323

 

では、以下今回分のご紹介です。

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まずは下半身。

 

脚部は短く切り詰めて、腰基部は後方へ3センチほど延長させています。フロントアーマーは表面をプラ板でディテール追加してます。f:id:miya-3:20220602201904j:image

前回同様、大と小の放熱版を左右それぞれでプラ板と鉄板で新規作成。

網目状の鉄板は東急ハンズで購入したものを利用してます。なかなか特徴的なアクセントになってくれました。

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小の放熱版は基部をポリキャップで接続してますので、かなり自由に稼働できます。ここは前回からの改良点。


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こちらがリアアーマーの基部。

前回と違い、内部の大型プロペラントタンクの見通しが良くなっています。

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基部中央はアクションベースの支柱を加工して取り付けており、矢印方向へそれぞれの部位が伸縮します。

これらは後述するリアアーマーの可動機構として起用します。


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丸で囲ってる部分はゴムチューブを通すことができるパイプです。合計6本。


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矢印の通りに、リアアーマー基部から腰後方へ向けてゴムチューブを通します。


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6箇所全てにチューブを通すとこの様な状態に。

腰後方のパイプは、メタルパーツにて補強しています。

メタルパーツは、艶消しの黒と相性が良いです。


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こちらがリアアーマー。

前述のゴムチューブが干渉してしまわないように根元の部分を少し削り込み、裏面はゴムチューブを通せるパイプ×2を合計6箇所分加工作成しています。
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こちらがゴムチューブを通した状態。

先端はメタルパーツで留めています。


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基部の支柱とリアアーマーは、矢印の部分で接続させます。保持力は良好です。

 

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基部の支柱を立たせることで、画像の様にリアアーマーが開いた状態で保持できます。

前回同様、このフォルムやリアアーマーの内部機構、4枚の放熱版はカブトムシ虫が羽を開いた状態をイメージして作成しています。


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前述のとおり、リアアーマーを開閉してもゴムチューブが干渉し合わない様アーマー基部をU字に削り込んでいます。

 

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続いて上半身の胸部のご紹介です。

 

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前回同様に腰部の動力パイプは元のプラ性のものは排除して、アルミ線をくるくる巻き付けて自作したものにビニールパイプとメタルパーツを取り付けた物に差し替えてます。

 

ファンネルコンテナ基部も加工していますが、そこはまた後程。


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肩アーマーも前回同様にアルミ棒やメタルパーツでディテールup。
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今回は肩アーマーバーニアもメタルパーツ化してます。

意外と目立つ部分なので、良いアクセントになってくれました。


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腕部は大きく変えてはいませんが、右手の手首に関してはそのままではかなりロングライフルを持ちづらい造形でしたので、右手首のみポールジョイント化しました。

ライフルをかなり保持しやすくなってくれています。


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首〜頭部にかけても前回同様に微改修。

頭部は造形は大きな変更はせず、首から伸びる動力パイプはアルミ線を加工して表現しています。

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これで四肢が出揃いました。

 

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素組の造形のままだと微妙な足の長さと腰部の短さによりかなり収まりの悪い素立となってしまうのですが、前述の加工を施すことにより画像ほどの角度で前傾姿勢化を可能となりました。

 

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次はファンネルコンテナです。

コンテナ基部とコンテナカバーは分離が可能です。


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コンテナ基部は通常よりも斜め上に角度をつけ、角バーニアへ伸びるゴムチューブを接地しています。


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コンテナカバーを取り付けるとこの様な形に。

基部に角度をつけたことで少しカバーが開いた状態のまま維持してくれますので、内部がチラッと見えてる状態です。

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背中のプロペラントタンクは大小合計3本のプロペラントタンクを接地できます。

小の基部はメタルパーツ化してます。

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ファンネルコンテナ、プロペラントタンクを取り付けることで基本体型が完成しました。

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続いてロングライフル。

スコープはプラ棒を加工して自作し、前後の先端はメタルパーツを取り付けつつゴムチューブをグリップ付近の穴へと接続できるようにしました。


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前述のとおり右手首はポールジョイント化しており、保持力が上昇してます。


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それでも手首だけで保持するのは無理なので、ライフルの後方先端にプラ棒で突起を作り、腕部の関節付近の穴へと接続して保持できる様にしました。かなりガチっとした保持力。


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装備するとこの様な状態です。

 

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そして最後にシールドです。

造形とカラーリングはかなりシンプルに仕上げました。


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今回は新たにシールド保持用の補助支柱を自作しました。

これで左腕がだれる事なく装備状態を保持してくれます。

また一応、支柱無しでもシールド装備は可能です。


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以上で全てのパーツが出揃いました。

以下、完成品としての写真を色んな角度からパシャリ。


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本作品はほんとに大きいのですが、大きさの比較用として下記と並べてみました↓

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左から250ml缶、500mlペットボトルとの比較。

全長でいうと2ℓペットボトルより大きいです。


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こちらはBB戦士と比較。

シールドの方が大きい。

 

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最後は制作風景など。

制作期間は丁度ひと月ほどとなりました。

 

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以上、REシリーズのナイチンゲール、再改修品のご紹介でした。

 

前回からの成功点と不満点を鑑みての再改修でした。

1/100のサイズの中でも相当な大型キットではありますが、時間をかけた分の見返りを得れる回収しがいのある良キットだと思います。

また機会があれば再挑戦したいです。

 

ではまた!