MG 1/100 Hi-νガンダム Ver.Ka +HWS(白黒塗装) その1

MGのHi-νガンダム Ver.Ka とHWSを、νガンダム風の白黒塗装にて改修しました。

またHWSを飾れる専用台座も自作しています。

 

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過去の1/100スケールでの模型は去年末のREシリーズのナイチンゲール

 

https://sdsakusei.hatenablog.com/entry/2021/12/26/171323

 

が直近の製作物ですが、その頃に思い立ったのが制作のきっかけです。

それからは他作品の制作の合間を縫って少しずつ制作していました。合計制作期間は3ヶ月ほどでしょうか。

 

順番に解説していきます。

 

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ハイニュー本体。

細かい部分以外は造形変更はせず、あくまで塗装をメインに改修しています。

「ハイニューガンダムのニューカラー塗装」は昔からの夢でしたので、実現できて嬉しいです。

 

カラーリングはネットで色々模索参照して作業を進めたのですが、これがなかなか大変…。

それらを参照しなければ塗装作業はもっと大変だったろうなと思う次第。先人たちの表現力はまじ半端ねぇです。

 


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HWSを装着した状態(デカール貼付前の撮影です)。

 

基本的に自分の創作物は本作に関わらずヤスリかけを360→1000番まで行うので塗装剥がれはしずらい方だとは思うのですが、それでもこのレベルでパーツの付け替えをするとなると流石に剥げが怖い…

 

後述する台座を作成した理由にも繋がるのですが、このパーツ付け替えを行わずにHWSを表現する方法は無いかと考え思い立ったのが今回の台座作成です。

 

ですのでHWSの装着は「一応装着できる」くらいで留意いただけると幸いです。


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ノーマル形態の武装はシールド、ビームライフルの2種。

白黒塗装と必要によっては濃いめのグレーも使ってます。デカールもシンプル。


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ν系統の象徴といえるフィンファンネル。

個数が多いので塗装でおれは死ぬんじゃ無いかと思ってたのですが、造形の細かさの割にはパーツ数が意外と少なく、思いの外作成しやすかったです。作ってて楽しかったー。

それぞれ取り外しができ、また折りたたみと開閉ができます。

 

ファンネルコンテナ上部にはビームサーベルの柄が収納されており、パカっと開閉します。


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スタピライザー、フィンファンネル、プロペラントタンクを装備。

素組の状態だとバックパックと本体の接続部分がかなり弱く保持が非常にしずらかったので、本体背面とバックパックをパテとセメントを用いて一体化し、ファンファンネルやスタピライザー、プロペラントタンクを追加で接続してく形に切り替えてます。


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プロペラントタンクは丸型プラ版などを使い長さを延長し、地面に設置させれるよう改修。

 

素組だと間違いなく重点が後ろにありすぎて倒れますが、このおかげで直立を保持してくれます。

 

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シールド、ビームライフルを持たせる事で通常形態が完成です。

白黒塗装の時点でカラーリングにかなり主張性があるので、デカールは気をてらわずシンプルにまとめています。

このあたりのメリハリはそれなりにうまくいったかなと思ってる次第。

 

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肩パーツ、フットパーツなどは開閉機構があり、パカっと開きます。

 

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ポージング選びが下手っぴですが、通常のマスターグレートと同程度の可動範囲を有します。

 

 

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追加武装であるHWSは

・胸部装甲ユニット+肩部ミサイルランチャー

・フロントアーマー装甲ユニット

・脚部装甲兼スラスターユニット

・ハイパー・メガ・シールド

・ハイパー・メガ・ライフル

・ニュー・ハイパー・バズーカ ×2

で構成されています。

 

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ハイパー・メガ・シールド、

ハイパー・メガ・ライフル、

ニュー・ハイパー・バズーカ。

 

発売当初にもよく言われていましたが、メガライフルはともかくメガシールドは重くデカすぎて、本体に装備した場合はまず装着した左腕が傾いてきます。

 

造形が良いだけに当時これが嫌で、それも専用台座作成の理由の一つだったりします。とはいえ造形はとてもカッコいい。

 

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太もも部分に装着できる脚部装甲兼スラスターユニットにも開閉ギミックがあります。

 

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胸部装甲ユニットもパカっと開閉可能。

フロントアーマー装甲ユニットは隠し腕が展開できます。

今回はビームサーベルの制作は無しにしたのですが、装備させる事自体は可能なので他キットから拝借するのもありかもしれません。

 

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デカール貼付前に本体に装備した時の写真です。

カッコいいのですが、左腕に無理させてるのが見て取れます。

 

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自作した専用台座の紹介です。

台座の底面部分ですが、これは東急ハンズで売っている木材を加工したものであり、もとは普通の四角い木材でした。

 

ハンズの店頭で追加料金を払う事でやってくれる直線加工、穴あけ加工を依頼して、市販のアクションベースの支柱を接続できるようにしてもらってます。

また支柱の種類に関わらず、台座の穴は全て同一規格のサイズですので、支柱は好みの穴の場所に設置ができます。

 

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こちらは本体を支える中心支柱。

アクションベースを二股に改修した物したもので、保持力も高く台座へガシッと固定されます。

 

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本体の股間部分にある所へ支柱を接続して保持します。

かなりキツキツに接続されるだけあり、保持力はなかなかです。


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上記の一点支えでも大丈夫ですが、こちらの補助支柱も一応作成しました。

本体へ接着してしまうと着脱が大変すぎるので、あえてバックパックの後部に押し当てるのみの簡易支柱として作成してます。


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中心的支柱+補助支柱にて保持させた状態。

これで本体の設置は完了です。

 

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こちらはハイパーバズーカ用の支柱。

支柱の中では1番長いものを使用します。


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支柱は長さを長短に変更でき、また先端部分は角度を自由に変更できます。


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フロントアーマーと胸部アーマーは、本体支柱の前面へ設置します。


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この支柱も通常のアクションベース同様、ある程度角度を付けて飾れます。

 

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メガライフルはグリップ付近のこの場所に支柱を接続できます。


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例によって色んな角度で保持が可能。


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メガシールドの接続はこの部分。


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好みの角度で飾れます。

メガシールドの内部は2連のメガ粒子砲にもなってるので、武器的にディスプレイするのも良いかも。

 

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台座に全てのHWSを設置するとこの様な形になります。それぞれかなりガシッと保持してくれてるのでパーツは取れにくく制作できました。

 

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本体を設置するとこの様な感じに。

台座の穴の位置どりを間違えると各パーツが干渉して上手く飾れなくなってしまうので、支柱を設置する穴位置はかなり気を使いました。

 

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隣にペットボトルを置いて大きさ比較。

全高でいうと2ℓペットボトルより大きくなります。でかい。

 

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本体や各支柱を前傾に傾ける事で、前進してる様な表現にもできたりします。

表現に幅を持たせて飾れる様にできたのはなかなか上手くいった部分かなと思います。

 

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色々とポージング。

こう見るとHWS自体がファンネルみたいな印象。

 

 

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以上、Hi-νガンダム Ver.Ka +HWS(白黒塗装)の完成品のご紹介でした。

 

ナイチンゲール以来のデカブツの製作で制作期間も長かったですが、もともと元キットのプロポーションやパーツ分けなどが高品質なキットですので、ストレスなく作成が出来ました。

 

Hi-νガンダムの白黒塗装という長年の夢が叶ったのも良かったです。

 

また模型のサイズは1/144よりは1/100が自分は好みなのだなぁというのも再確認。

 

今回の制作に引っ張られ、再度1/100のナイチンゲールを再改修するのも良いかもなと思ってます。

 

でわまた!

 

※こちらの作品は現在Yahoo!オークションにて出品中になります。宜しければご覧のほどよろしくお願いいたします。

 

MG 1/100 Hi-νガンダム Ver.Ka + HWS拡張セット(専用台座付き) 改修塗装済み完成品
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1049822034